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東洋医学では、月経が始まり、女性ホルモンが活動し、「血のめぐり」が良い状態
であると、『健康』であると考えます。 |
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★正常とされる月経の目安は
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● 初潮は、8〜15歳(平均12歳) ● 周期は、25〜38日(変動は6日以内)
● 経血量は、20〜140ml ● 持続期間は、3〜7日(平均して4.6日)
● 閉経は、45〜55歳(平均50.5歳) |
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不妊症でなければ、月経周期が28日型の人は、最終月経開始(妊娠0週0日)から約2週
間後が排卵日となります。受精すると7〜10日で受精卵は子宮内膜に着床し、妊娠します。
たった一個の受精卵が40週間(お腹の中に十月十日、つまり266日間)で約3000グラムの
赤ちゃんが生まれてくるのです。 |
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子供がほしいのに・・・2〜3年経っても妊娠しない・・・
と感じたら、
不妊治療の第一歩として、まず、3ヶ月間ほど、
基礎体温を測り、
ご自分の身体を知る事が大切です。
ご自分の身体を知る為に産婦人科を受診して検査を
してみると
良いでしょう。 |
検査で生殖器そのものに原因がある、排卵とホルモンに異常があるなど具体的に分かります。
当然、男性側に原因がある場合もあります。
しかし、産婦人科的欠陥がなく、原因が分からない場合もあります。そうなると、産婦人科では
治療しにくくなります。そういう時には、東洋医学の不妊鍼灸治療が良い効果をもたらします。
産婦人科で原因が分かった場合でも、東洋医学と併用して治療したいと来院される方もいらっしゃいます。
産婦人科医の中には、東洋医学を推奨される先生方もいらっしゃるのです。
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東洋医学の不妊鍼灸治療は、脈診で体質を診て、症状より、身体全体のバランスを整える
全身的な治療を行い、妊娠しやすい身体を目指します。
長い間受け継がれてきた経験医学の積み重ねの中に、人間の英知の結集がある東洋医学は、
健やかな子を産み、育てる上で、身体に悪い副作用もなく、偉大な力を施してくれ、
安心して受けていただける施術だと思っております。
不妊症の方は、「冷え」の強い方が多いです。中には、冷えているのに、あまり「冷え」を
自覚できない方もいらっしゃいますが、「冷え」は「血のめぐり」が悪いということになります。
妊娠中の基礎体温はずうっと高温相が続いています。
東洋医学的には、お腹の中が冷えて、つめたい状態では、着床がしにくいと考えます。
赤ちゃんが、十月十日(とつきとうか)を過ごすお腹の中は、温かく、ゆったりしたところで
なくてはならないと考えています。
「冷え」の原因は、体質にもよりますが、睡眠不足、不規則な生活習慣、朝食を取らない、身体が
冷えやすいファッション、極端な食事制限による間違ったダイエット法などにも起因することがあります。
例えば、朝食を取らないと低体温になり、身体を冷やす生野菜や果物ばかり食べるなどして痩せる
と、身体は芯まで冷え、あげくの果てには生理が来なくなってしまうことがあります。
また、お菓子ばかり食べて過ごし、体重が減る方もいらっしゃいますが、体重は極端に減らずに、
栄養バランスを崩され、生理が不順になり、生理が来なくなってしまう方もいらっしゃいます。
* 鍼灸治療で「冷え」を改善すると、基礎体温が一相性で排卵がなかったのが、二相性になり、
妊娠された方もいらっしゃいます。
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* 32歳の方 |
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体外受精を2回行い失敗。卵子が完全ではなく、移植までいかないと来院。右の卵巣からは排卵せ
ず、左の卵巣からのみ排卵しているという方でした。
不妊鍼灸治療を始めて、3週間が過ぎたあたりから、初めて右の卵巣からも排卵するようになり
ました。
不妊鍼灸治療が3ヶ月になる頃、採卵して、移植。体外受精の移植も着床も見事に成功。
寒い時期の妊娠でしたが、手足が一旦は冷えても身体は温かく、暖かさが回復する力が高まったと
喜びの声を寄せてくださいました。 |
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* 39歳の方 |
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お腹を中心に全身に強い冷えが10年以上も続いていた方でした。
2011年1月から身体の不調で鍼灸治療を開始。1年ほど経ち、身体の不調が落ち着いてきた頃、
2012年後半から、当院と並行して高度不妊治療を本格的に開始。
生理が来なくなってしまう為、3年間、排卵誘発剤を飲んでいました。子宮頸がん検診は異常なく、
卵管造影でも子宮内膜症もないのですが、基礎体温の高温相が続きませんでした。
卵子の排卵機能が弱まり、いくつ良い卵子が取れるか、抗ミュラー管ホルモン検査をされました。
AMH (アンチミューラリアンホルモンまたは抗ミュラー管ホルモン)の数値は0.18 ng/mlで48歳の年齢と
言われ、大変に落ち込まれました。
「AMHが低いからほとんど妊娠できない」ということではありません。年齢とともにAMH値は減少する
傾向にあります。卵子の数は生まれた時から決まっています。
これから育つ卵子(発育する前胞状卵胞数)がいくつあるかを調べる検査がAMH検査です。
卵管造影でも左側が閉塞していました。
薬は飲まない、注射もしない自然な月経周期で育ってくる卵胞から採卵をし、それを受精させ、
移植する完全自然周期という方法をしたところ、一回目に採った卵子はゼロ。ドクターからは、
2割くらいの方に起こり、詳しい原因は不明とのことでした。
また、卵子を採ると育っていなかったこともありました。
脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)も高く、卵巣機能も弱まっていました。
更に、2個採卵して、1個駄目だったり、注射しても4個取れたが、全部駄目だったりと・・・
幾度となく辛い結果に、心身共に落ち込まれていましたが、励まし続け、東洋医学の不妊鍼灸治療を
併用していった結果、3個取れ、1個は駄目でしたが、前よりは良かったとドクターに言われ、少しずつ
改善していきました。そして、遂に着床することができ、2013年7月に妊娠!!ご両親、ご主人様共々、
とても喜ばれ感謝されました!!
また、産後に体調不良で来院された際には、生後4か月目の可愛い男の赤ちゃんを連れて来てくれました。
幸せいっぱいの姿に感動し嬉しい限りです!! |
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* 40歳の方 |
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当院へいらっしゃる前、不妊治療で、二度採卵・移植を行っていた方でした。
卵の状態があまり良くなく、移植を行っても着床に至らなかったと言います。
当院へ来院された時は、右の足底の痛み、腰痛、肩こり、疲れやすい等々の身体の不調を訴え、
不調を整える治療をしていきました。更に、ダイエットも希望され行いました。
身体の不調が改善されると、体温が上がりました。
体温が上がったことで、2度目の採卵では良い卵子が採取でき、移植がスムーズに。
妊娠しやすい身体作りができたおかげと感謝されました!!
妊娠後、つわりがひどく、横になることが多く、右側の肩甲骨がつらくなり、肩が凝ってしまったと来院。
その際にも、「体温が上がった時、卵の状態が良かった。ここに通っていて良かった」と妊娠できた喜びを
語ってくれました。 |
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* 34歳の方 |
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第二子がなかなか出来ないことを悩まれていた方でした。
眠りが浅く不眠症、疲れやすい、風邪引きやすい、腸の調子が悪い等々。更に、ダイエットも
希望されましたが、
何よりも第二子が授かりたいとの思いが強く、不妊症の鍼灸治療も希望されました。
鍼灸治療で体調不良が改善され、調子が良くなり、熟睡もできるようになったところで、
不妊鍼灸治療を開始すると、
むくまない身体へと変化。
不妊鍼灸治療が進んでいく中、「中から変わってきたのが分かります。単純に言葉じゃ言い表せない。
気分も身体もすっきりしています。重たいものが身体の外に出ている感じです」とおっしゃられ、身体の
デトックス効果を実感されていました。
本来の正常な身体に戻したいと言われ、不妊鍼灸治療で全身状態を整えていった結果、2ヶ月後に
無事に第二子を妊娠。
身体の不調も改善され、ダイエットで身体も締まり、自然に妊娠できたことに、一石数鳥もの価値を
手に入れることが出来たと感謝されました。
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以上、他にも多くの方が不妊治療で妊娠、出産されていらっしゃいます。
詳しくはお問い合わせください |
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妊娠、出産を無事にむかえていく為には、思春期・婚前の身体づくりが重要です。
既婚されて、不妊症に気づき、本格的に不妊治療を始めるわけですが・・・・・・
東洋医学の治療では、大切な結婚前の身体も改善できます。
結婚する前から不妊症になりそうな身体も治しておくことができるのです。
下記の身体の不調を整え、「血のめぐり」を良くする不妊鍼灸治療をしていくことで、妊娠
しやすい身体になっていくのです。 |
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● ふらつき ● めまい ● 疲れやすい ● 立ちくらみ ● メニエール症候群 ● 耳鳴り
● 高血圧症 ● 頭痛 ● むくみ ● 腎炎 ● 頻尿 ● 下腹部の冷え
● 生理不順 ● 生理痛 ● 自律神経失調症 ● パニック症候群
● 冷え症(夏でも靴下が必要で、一年中、手や足が冷えている)
● 低体温症(深部体温が35度以下)
● 精神的な不安感(イライラ・クヨクヨ・動悸・息切れ・不整脈・吐き気etc)
● 月経前症候群(お腹や乳房の張りと痛み・腰や関節の痛み・怒りやすい・ゆううつ・無気力・集中力が低下するetc)
● 不眠症(寝つきが悪い・眠りが浅い)
● 摂食障害(過食症と拒食症)etc |
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